こんにちは、よたです。
この記事では、iPad Pro 11インチ(第1世代)はいつまで使えるのかについて解説します。
iPad Pro 11インチ(第1世代)はiPad Proながらも4万円台から買えるリーズナブルなiPadです。
そんなiPad Pro 11インチ(第1世代)は、2025年時点でどのぐらい使えるのか。
気になる人はぜひ見てください。
スペック面からiPad Pro 11インチ(第1世代)を評価

以下の表にiPad Pro 11インチ(第1世代)の主要スペックについてまとめました。
チップについては、どのぐらいの性能かわかりやすいよう「Geekbench」「3DMark」というベンチマークアプリのスコアを記載しています。
ベンチマークについて詳しくは下記の記事で解説しています。
iPad Pro 11インチ(第1世代)の概要 | |
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対応OS | iPadOS 26(対応予定) |
ストレージ容量(ROM) | ・64GB ・256GB ・512GB ・1TB |
サイズ | 247.6×178.5×5.9mm |
重量(Wi-Fiモデル) | 468g |
ディスプレイ | ・11インチ ・Liquid Retinaディスプレイ ・フルラミネーション加工 ・反射防止加工 ・True Toneディスプレイ ・ProMotionテクノロジー |
リフレッシュレート | 120Hz |
解像度 | 2,388×1,668px |
最大輝度 | 600ニト |
チップ | A12X Bionic |
Geekbench 6 マルチ (CPU性能) | 4,600 |
3DMark Wild Life Extreme (GPU性能) | 3,100 |
メモリ | ・4GB ・6GB |
バッテリー | ・約7,900mAh |
カメラ | ・広角12MP ・5倍デジタルズーム |
フロントカメラ | ・広角7MP ・アニ文字とミー文字 |
ビデオ撮影 | ・4K(60fps) ・1080p(60fps) ・3倍デジタルズーム ・1080pスロー(240fps) |
オーディオ | ・4スピーカー |
セキュア認証 | Face ID |
Apple Intelligence | なし |
対応Apple Pencil | ・Apple Pencil(第2世代) ・Apple Pencil(USB-C) |
対応キーボード (Bluetoothは除く) | ・Magic Keyboard ・Smart Keyboard Folio |
通信方式 | ・Wi-Fi 6 ・Bluetooth 5.0 |
充電コネクタ | USB-C |
カラー | ・スペースグレイ ・シルバー |
販売価格(税込)※2025年7月時点 | 中古:4.5万〜6.5万円 |
本体サイズは、最新のiPad Air 11インチ(M3)と奥行き以外は同じで、iPad Pro 11インチ(M4)よりも2mmほど縦幅が小さいです。
ただ、使用感は最新のiPad AirやiPad Proとほぼ変わらないので、気にする必要はありません。
ストレージ容量は64GB・256GB・512GB・1TBの4種類あります。
64GBは今のアプリ事情を考えると微妙なストレージ容量ですが、用途ごとにストレージを分けやすいのはいいところです。

256GB以上であれば汎用性も高いですね。
チップ性能はA12Xチップを搭載しており、原神クラスの3Dゲームであれば中画質×60fpsで快適に動作します。
ProMotionテクノロジーにも対応しているので、ゲーム次第では120fpsも可能です。
サポート期間はいつまで?
OSのサポート期間
iPad Pro 11インチ(第2世代)は現時点でiPadOS 18まで対応しており、2025年秋頃にリリース予定のiPadOS 26にも正式に対応予定です。
iPad Pro 11インチ(第2世代)は、最低でも2026年中は最新のOSで利用できることがわかります。
また、iPadは発売から6〜7年ほどOSのサポートが続くため、2018年発売のiPad Pro 11インチ(第1世代)は、2026年にOSのサポートが終了することが予想されます。
ただし、チップ性能などを上記を考慮すると1~2年ほど長くOSがサポートされる可能性も十分あります。



iPad ProはiPadの中でもサポート期間が長くなる傾向があります。
修理の保証期限
iPadは一般的に知られているAppleCareのほかに、Apple正規サービスプロバイダのサポートを受けられる修理の保証期限があります。
Appleがその製品を販売店に供給した最終日から計算し、定められた期間を過ぎたらApple正規サービスプロバイダから保証を受けることができなくなります。
保証期限は「ビンテージ製品」「オブソリート製品」のランクに分けられます。


iPad Pro 11インチ(第1世代)は2020年3月に販売終了したので、2025年以降にビンテージ製品、2027年以降にオブソリート製品になることが予想できます。
ただ、現在でも最新のiPadOSに対応しているからなのか、公式サイトではまだビンテージ製品とはなっていないようです。



目安としては1,2年ほどは修理の保証がされると思ってよさそう。
「ビンテージ製品」「オブソリート製品」について詳細を知りたい人は、下記の公式サイトのページを見ることをおすすめします。
ゲーム性能やチップ性能からiPad Pro 11インチ(第1世代)を評価
3Dゲームの原神やスタレは中画質で快適に動作
モバイルアプリの中でもトップクラスに要求スペックが高い原神やスタレは、中画質×60fpsで快適に動作します。
高画質で動かすのは厳しいものの、画質を気にしないのであれば十分な性能といえるでしょう。
また、iPad Pro 11インチ(第1世代)はProMotionテクノロジーを搭載しており、設定上では原神やスタレを120fpsで遊ぶことができます。
ただし、最低設定でも120fpsで遊ぶのが厳しいので注意が必要です。
また、64GBモデルでは3Dゲームを遊ぶのが厳しいので、最低でも256GBモデルを推奨します。
音ゲーやFPSゲームは設定やゲーム次第で120fpsでも快適に動作
音ゲーやFPSゲームは、設定やゲーム次第では120fpsで快適に動作します。
例えば、プロセカやあんスタのような音ゲーを3Dモード×120fpsで遊ぶのは厳しいですが、軽量設定であれば問題なく120fpsで遊べます。
FPSゲームも画質を落として120fpsで遊ぶことが可能。
音ゲーやFPSゲームであれば、設定次第でしっかりとProMotionテクノロジーの本領を発揮できますね。



iPad Proならではの強みを活かせます。
動画視聴や2Dゲームでは快適に動作
YouTubeやNetflixなどの動画アプリ、プリコネやFGOなどの2Dゲームでは余裕で動作します。
スペック的に動かないほうが問題ですが、4スピーカーやWQHDに近い解像度で動画を楽しめるので、動画を見るのも楽しむことができます。
iPadの中では高めの中古価格なので、動画を見るだけであればコスパは悪いですが、ゲーム用など汎用的に使いたいならおすすめです。
クリエイティブな作業は基本向かないが規模によっては可能
iPad Pro 11インチ(第1世代)は、チップ性能的には動画編集や本格的なイラスト用として使うことは難しく、64GBモデルだとストレージ容量の問題もでてきます。
基本的には、クリエイティブ作業用としてiPad Pro 11インチ(第1世代)を買うことはおすすめできます。
ただ、画像編集や資料作成など、軽めのクリエイティブ作業、動画編集などでも軽めの動画を作るぐらいであれば問題なく使うことは可能。
iPad Pro 11インチ(第1世代)は、ステージマネージャとApple Pencil(第2世代)に対応しているため、意外と周辺機器や機能などが充実しています。
わざわざクリエイティブな作業をするためにiPad Pro 11インチ(第2世代)を買うのはおすすめしませんが、予算を抑えつつ汎用的に使うのであれば選択肢として入れてもいいという感じです。
11インチの第2世代とどっちがおすすめ?
iPad Pro 11インチは、第1世代と第2世代ではスペック面でほぼ差がなく、とくに第2世代を選ぶことによるチップ性能での優位性は少ないです。
ただし、第2世代は第1世代と比べてストレージ容量の使い勝手がよく、販売期間が2年違うためバッテリー劣化が少ない可能性が高いです。
中古販売価格は第1世代と第2世代で1.5万円ほどの差がありますが、長くiPadを運用することを考えるのであれば、第2世代のほうがおすすめです。
一方で、運用期間は1~2年ほどで次のiPadやタブレットへのつなぎとしての役割を求めるのであれば、4.5万円台から購入できる第1世代は短期間の運用でのコスパに優れています。
自分の目的によって使い分けるのがいいでしょう。



とくにしっかりとした目的を持っていないなら第2世代を買ったほうがいいです。
iPad Pro 11インチ(第1世代)を買うならおすすめのショップは?
iPad Pro 11インチ(第1世代)は、現在新品を買うことができないため、整備済み品か中古で買うことになります。
ただし、整備済み品は基本最新機種の1世代か2世代前のモデルを取り扱うことが多いです。
iPad Pro 11インチ(第2世代)は4世代前のモデルのため、基本的に整備済み品として買うことができません。
なので、今からiPad Pro 11インチ(第1世代)を買うなら、中古ショップで買うことをおすすめします。
中古iPadを販売しているショップはたくさんありますが、その中でも主要なショップは以下です。
主要iPad販売ショップ | 特徴 |
---|---|
Amazon | Amazonポイントが貯まる プライム会員なら時間指定便を無料で利用できる 整備済み品や中古はマーケットプレイスのみ |
楽天市場 | セール時のポイント還元率が高い 中古の取り扱いが多い セール時以外のお得感は薄い |
Yahooショッピング | セール時のポイント還元率が高い 中古品も扱っている 品揃えはそこまで多くない |
イオシス | 中古品の取り扱いが豊富 最低3ヶ月以上の保証がつく 相場より安い機種が多め 使用感や傷などの確認は難しい |
にこスマ | 1年間の保証がつく 品質が高いiPadが多い 品揃えは多くない |
ゲオオンラインストア | 中古の取り扱いが豊富 相場より安めの機種もある 無料の保証期間は30日間 |
リコレ | 中古の取り扱いが豊富 商品の外観を細かくチェックできる 無料の保証期間は1ヶ月間 |
じゃんぱら | 相場より安い機種もある じゃんぱら会員なら保証期間が3カ月になる 使用感や傷などの確認は難しい |
メルカリ | 掘り出し物がある可能性がある 保証がない |
この中でも、筆者がとくにおすすめするショップは「イオシス」。
中古の取り扱いが多く、保証が充実しているためはじめて中古のiPadを購入する人でもおすすめです。
また、相場より安い機種も多くお得にiPadを購入することができるでしょう。
自分の経済状況や環境に合わせてショップを選ぶといいでしょう。
まとめ
iPad Pro 11インチ(第1世代)はコスパよく幅広い用途で使えるiPadです。
iPad Pro 11インチ(第1世代)がいつまで使えるのか、どのぐらい使えるのか気になる人はぜひこの記事を参考にしてください。