【いつまで使える?】iPad Pro 11インチ(第3世代)の使用感や性能をiPadオタクが評価します。

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こんにちは、よた(@yotalog_ag)です。

この記事では、iPad Pro 11インチ(第3世代)はいつまで使えるのか、2024年でも使えるのかをiPadオタクである筆者が厳選しました。

中古で10万円以内で購入ができる11インチのiPad Proですが、どこまで現役で使えるのかを性能や使用感をもとに解説していきます。

下記の動画でもiPad Pro 11インチ(第3世代)について解説・動作検証しています。

目次

スペック面からiPad Pro 11インチ(第3世代)を評価

以下の表にiPad Pro 11インチ(第3世代)の主要スペックについてまとめました。

チップについては、どのぐらいの性能かわかりやすいよう「Geekbench」「3DMark」というベンチマークアプリのスコアを記載しています。

ベンチマークについて詳しくは下記の記事で解説しています。

iPad Air 13インチの概要
OSiPadOS
容量・128GB
・256GB
・512GB
・1TB
・2TB
サイズ247.6×178.5×5.9mm
重量466g
ディスプレイサイズ11インチ
リフレッシュレート120Hz
解像度2,388×1,668px
チップM1チップ
Geekbench 6 マルチ
(CPU性能)
7,900
3DMark Wild Life Extreme
(GPU性能)
4,900
メモリ・8GB
・16GB
バッテリー約7,700mAh
オーディオ4スピーカー
認証方法Face ID
対応Apple Pencil・Apple Pencil(第2世代)
・Apple Pencil(USB-C)
対応キーボード・Magic Keyboard
・Smart Keyboard Folio
通信方式・Wi-Fi 6
・Bluetooth 5.0
充電コネクタUSB-C
販売価格(税込) ※2024年7月時点整備済み品:10万〜18万円
中古:8.5万〜12万円

本体サイズは2022年以前に発売された11インチiPad Proと同じサイズ。

最新の11・10.9インチのiPadと比べても、使用感が大きく変わることはありません。

ストレージ容量は最低128GB〜2TBまで対応。

ストレージの幅は広いので、用途に合わせて最適なサイズを選びやすいのもいいですね。

チップはM1チップを搭載しています。

Geekbenchでのシングル性能は、iPhoneに搭載されている最新のA17 Proチップと比べて約300点ほど低く、マルチ性能に関しては約1,000点ほど上回る性能です。

2024年時点でも十分高性能なチップといえるでしょう。

そのほかの特徴としてFace IDやProMotionテクノロジーなど、現在だとiPad Proのみに搭載されている機能もあります。

ProMotionテクノロジーは単純にリフレッシュレートが120Hzになるので、基本的にはどの用途でもメリットになります。

OSのサポート面からいつまでつかえるのか

iPad Pro 11インチ(第3世代)は現時点でiPadOS 17まで対応しており、2024年秋頃にリリース予定のiPadOS 18にも正式に対応予定となります。

iPad Pro 11インチ(第3世代)は、最低でも2025年中は最新のOSで利用できますね。

また、iPadは最低でも発売から5〜6年はOSのサポートが続くため、2021年発売のiPad Pro 11インチ(第3世代)は2026年〜2027年までは最新のOSで利用できる可能性が高いです。

M1チップiPadの強み

外部ディスプレイでのステージマネージャに対応

M1チップ搭載のiPadは、外部ディスプレイでのステージマネージャに対応しています。

ステージマネージャ機能とは

複数のアプリを1つの画面に同時表示させながら、作業をすることができる機能。

Split Viewと違い、アプリのアスペクト比やサイズの自由度が高く、PCのようにマルチウィンドウができるのが魅力。

ステージマネージャ自体は、11インチのiPad Proであれば全モデル使える機能ですが、M1チップならではの強みとして外部ディスプレイでもステージマネージャを使用することができます。

さすがにゲーム用として外部ディスプレイを使うのはイマイチですが、動画編集などのクリエイティブ用や勉強用だと、作業効率が上がるのが嬉しいところです。

M1以降のチップに対応したゲームやアプリを利用できる

iPad版Final Cut ProやBIOHAZARD RE:4をはじめ、2023年の夏頃から徐々にM1以降のチップが必要なアプリが一部リリースされています。

とくにバイオシリーズは、RE:4やVILLAGE、バイオ7など3つのゲームをM1チップ搭載のiPadで遊ぶことができます。

現時点だと該当のアプリはそこまで多くないですが、これから増えていく可能性があることを考えると、
M1以降のチップが搭載されたiPadが一つの基準になりますね。

アプリの使用感(動画編集)

Luma Fusionを使用して、操作感と書き出し速度について検証しました。

操作感については、ストレスを感じることなく快適に動作しました。

動画のドラッグやテロップの挿入はもちろん、素材のサイズや位置の調整など、エフェクト関連の操作も基本カクつくことはありません。

ゴリゴリにエフェクトを使用したり、4Kでの動画編集の場合だと負荷はかかりますが、VLOGやフルHDでの動画へ編集ぐらいであれば、問題なく動画編集ができるでしょ。

また、書き出し速度については「12分、1,920×1,080の画質」で書き出しをしてみました。

結果は「5分34秒」と約半分ほどの時間で書き出すことができています。

動画編集用としてiPad Pro 11インチ(第3世代)を買うのに、十分おすすめできるスコアといえるでしょう。

アプリの使用感(ゲーム)

ゲームアプリの使用感は下記の動画でも解説しています。

原神やスタレは60fps×最高設定でも快適

最高画質60fps設定で十分快適に動きます。

週ボスや精鋭ボスとの戦闘でもストレスなく操作できるので、iPadで原神を遊びたい人ならおすすめといえるスペックです。

一方で120fpsにすると露骨に処理が重くなり、中設定では120fpsでも結構フレーム落ちがして、低設定でぎりぎり遊べるかなといった感じでした。

同じく3Dゲームのスタレも最高画質60fpsで問題なく動きます。

ただ、スタレはたまにフレームレートが落ちるシーンがありました。

CoDモバイルは最高画質でも120fpsで操作可能

CoDモバイルは3Dゲームの中でも要求スペックはそんなに高くなく、120fpsでも問題なく動いているように感じます。

露骨なフレーム落ちもないのでプレイ中の違和感もありませんでした。

プロセカは3DMV×120fpsでも快適

プロセカは1回目のMVプレイだとカクつきますが、2回目以降だとフレーム落ちするような箇所もなく、十分快適にプレイできました。

プロセカは120Hzディスプレイの恩恵がかなりあるように感じます。

原神レベルのゲームだと120fpsで遊ぶことは厳しいですが、プロセカやCoDレベルなら120fpsでも遊べる上に、60fpsであれば原神でも最高画質で遊ぶこともできるので、ゲーム用としてなら十分高性能なiPadといえますね。

【結論】iPad Pro 11インチ(第3世代)は2026年までなら現役で使えます

iPad Pro 11インチ(第3世代)はいつまで使えるのか総評
  • 原神クラスの3Dゲームも快適に遊べる
  • OSとスペック面を考慮すると26年中までは現役で使える
  • 中古や整備済み品でも高額のため、使用用途は考える必要あり

iPad Pro 11インチ(第3世代)はOSやスペック面を考慮すると2026年中までは現役で使用することができます。

動画視聴や軽いゲーム用であれば、2027年までなら十分快適に使用できるでしょう。

11インチのサイズ感で持ち運びもしやすく、選べるストレージの幅も広いので、様々な用途で使いやすいのもおすすめポイント。

さらにProMotionテクノロジー搭載で120Hzに対応しており、2024年でも現役で使えるM1チップを搭載していることで、ゲーム用としても使いやすい機種なのもiPad Pro 11インチ(第3世代)の強みです。

ゲームを快適に遊べるような機種を探しているけど、最新のiPad Proは高くて手が出せないという人には、iPad Pro 11インチ(第3世代)十分おすすめなタブレットです。

ただし、ゲームや動画編集用のようなスペックが要求される作業をしない人だとXiaomi PadなどのAndroidのほうが予算も抑えられる可能性があります。

M1チップとProMotionテクノロジーの両方を活かせる用途なのかは考える必要がありそうです。

まとめ

iPad Pro 11インチ(第3世代)は10万円以内で買えるコスパのいいiPad Proですが、いつまで使えるのか気になる人もいるでしょう。

ゲーム用や動画編集用としてコスパのいいタブレットを探している人は、ぜひこの記事を参考にしてください。

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