こんにちは、よたです。
この記事では、Xiaomiタブレット最新5機種の各評価と比較をしていきます。
Xiaomiタブレットはコスパが高いことで知られていますが、その中でもどのタブレットが自分の用途にあっているのか。
気になっている人は、ぜひこの記事で参考にしてください。
Xiaomiタブレット最新5機種のスペック比較表
Xiaomiで現在発売している最新5機種の主要スペックを以下の比較表にまとめました。
![]() Redmi Pad SE 8.7 | ![]() Redmi Pad SE | ![]() POCO Pad | ![]() Xiaomi Pad 7 | ![]() Xiaomi Pad 7 Pro | |
---|---|---|---|---|---|
対応OS(出荷状態) | HyperOS | MIUI Pad 14 | HyperOS | HyperOS 2 | HyperOS 2 |
ストレージ容量(ROM) | ・64GB ・128GB | ・128GB | ・256GB | ・128GB | ・128GB ・512GB |
サイズ | 211.5×125.4×8.8mm | 255.5×167.0×7.3mm | 280×181.8×7.5mm | 251.2×173.4×6.1mm | 251.2×173.4×6.1mm |
重量 | 373g | 478g | 571g | 500g | 500g |
ディスプレイ | 8.7インチ | 11インチ | 12.1インチ | 11.2インチ | 11.2インチ |
リフレッシュレート | 90Hz | 90Hz | 120Hz | 144Hz | 144Hz |
解像度 | 1,340×800px | 1,920×1,200px | 2,560×1,600px | 3,200×2,136px | 3,200×2,136px |
チップ | Helio G85 | Snapdragon 680 | Snapdragon 7s Gen 2 | Snapdragon 7+ Gen 3 | Snapdragon 8s Gen 3 |
Geekbench 6 マルチ (CPU性能) | 1,300 | 1,400 | 2,900 | 5,000 | 5,500 |
3DMark Wild Life Extreme (GPU性能) | 150 | 120 | 800 | 3,000 | 3,100 |
メモリ(RAM) | 4GB | 4GB | 8GB | 8GB | ・8GB ・12GB |
バッテリー | 6,650mAh | 8,000mAh | 9,800~10,000mAh | 8,850mAh | 8,850mAh |
カメラ | 8MP | 8MP | 8MP | 13MP | 50MP |
オーディオ | ・2スピーカー(ステレオ) ・3.5mmイヤホンジャック | ・4スピーカー(ステレオ) ・3.5mmイヤホンジャック | ・4スピーカー(ステレオ) ・3.5mmイヤホンジャック | ・4スピーカー(ステレオ) | ・4スピーカー(ステレオ) |
認証方法 | 顔認証 | 顔認証 | 顔認証 | 顔認証 | 顔認証 |
SDカード | microSD(2TBまで対応) | microSD(1TBまで対応) | microSD(1.5TBまで対応) | なし | なし |
通信方式 | ・Wi-Fi 5 ・Bluetooth 5.3 ・4G(対応モデルのみ) | ・Wi-Fi 5 ・Bluetooth 5.0 | ・Wi-Fi 6 ・Bluetooth 5.2 | ・Wi-Fi 6E ・Bluetooth 5.4 | ・Wi-Fi 7 ・Bluetooth 5.4 |
充電コネクタ | USB-C | USB-C | USB-C | USB-C | USB-C |
販売価格(税込) ※2025年6月時点 | 新品:16,980~27,980円 | 新品:21,800円 | 新品:44,800円 | 新品:54,980円 | 新品:67,980~81,980円 |
チップ性能について
Xiaomi最新5機種のチップ性能のみを以下の表にまとめました。
モデル名 | チップ名 | チップ性能 |
---|---|---|
Redmi Pad SE 8.7 | Helio G85 | Geekbench Multi:1,300 3DMark WLE:150 |
Redmi Pad SE | Snapdragon 680 | Geekbench Multi:1,400 3DMark WLE:120 |
POCO Pad | Snapdragon 7s Gen 2 | Geekbench Multi:2,900 3DMark WLE:800 |
Xiaomi Pad 7 | Snapdragon 7+ Gen 3 | Geekbench Multi:5,000 3DMark WLE:3,000 |
Xiaomi Pad 7 Pro | Snapdragon 8s Gen 3 | Geekbench Multi:5,500 3DMark WLE:3,100 |
Redmi Pad SE 8.7とRedmi Pad SEでは、チップ性能の差はほぼなく、Xiaomiタブレットの中でもだいぶ低めの性能となっています。
POCO Padからは大きくチップ性能が向上し、Xiaomi Pad 7・7 ProではGeekbenchのマルチスコアで5,000超えと、かなり高性能になりました。
ゲーム用として使いたいなら、最低ラインとしてPOCO Pad。
3Dゲームを60fps以上で遊びたいなら、Xiaomi Pad 7からが目安となります。

Redmi Padは読書や動画視聴用と割り切るのがよさそうです。
また、各用途ごとのチップ性能目安は以下の表にまとめています。
用途別のSoC(チップセット)の選ぶ基準 | ||
---|---|---|
用途 | Geekbench 6 (マルチスコア) | 3DMark (Wild Life Extreme) |
・3Dゲーム高画質+60fps用 ・4Kの動画編集用 | 7,000~ | 4,000~ |
・3Dゲーム中画質+60fps用 ・フルHDの動画編集用 ・フルHD以上のお絵描き用 | 4,300~ | 2,200 |
・HD以上のお絵描き用 ・2Dゲーム用 | 2,500~ | 1,200 |
・動画視聴用 | 1,500~ | – |
ストレージ容量について
各モデルのストレージ容量はこんな感じ。
モデル名 | ストレージ容量(ROM) |
---|---|
Redmi Pad SE 8.7 | ・64GB ・128GB |
Redmi Pad SE | ・128GB |
POCO Pad | ・256GB |
Xiaomi Pad 7 | ・128GB ・256GB(公式ストアでの取扱なし) |
Xiaomi Pad 7 Pro | ・128GB ・512GB |
Redmi Pad SE 8.7のみ64GBと128GBの2種類ありますが、基本的にはどのモデルも128GB以上に対応しています。



どのモデルを選んでも、幅広い用途で使えるストレージ容量ではありますね。
気になる点としては、Xiaomi Pad 7・7 Proに256GBモデルがないところ。
正確にはXiaomi Pad 7は256GBモデルがありますが、公式ストアやAmazonでは取り扱いしてないので、一部の店舗でしか買えません。
個人的には256GBモデルが一番使いやすいので、それがないのが残念なところです。
各用途ごとのストレージ容量の目安は以下の表にまとめています。
ストレージ容量の目安 ※筆者による主観で判断しています | |
---|---|
用途 | 目安のストレージ容量 |
動画編集やクリエイティブ用 | 256GB~ |
ゲーム用 | 128GB〜 |
読書用 | 64〜128GB |
イラスト用 | 128GB~ |
動画視聴やSNS用 | 64GB~ |
画面サイズについて
各モデルの画面サイズはこんな感じ。
モデル名 | 画面サイズ |
---|---|
Redmi Pad SE 8.7 | 8.7インチ |
Redmi Pad SE | 11インチ |
POCO Pad | 12.1インチ |
Xiaomi Pad 7 | 11.2インチ |
Xiaomi Pad 7 Pro | 11.2インチ |
Redmi Pad SE 8.7は読書や持ち運び用、POCO Padは動画視聴用と値段的にも明確に役割が決まっているサイズ感となっています。
それ以外の機種は11インチと汎用性の高いサイズで、値段を重視するならRedmi Pad SE、性能を重視するならXiaomi Pad 7という感じですね。



どの機種も全体的に役割がはっきりしています。
画面サイズごとの選ぶ目安としては以下の表のとおりです。
画面サイズの目安 ※筆者による主観で判断しています | |
---|---|
用途 | 用途 |
持ち運びをよくする | 8~9 |
机に置いてじっくりと作業をする | 12インチ~ |
手持ち作業&家での作業をよくする ※具体的な用途が決まってないならおすすめ | 10~11インチ |
Xiaomiタブレット最新5機種の評価
Redmi Pad SE 8.7
用途別おすすめ度 | |
---|---|
ゲーム用 | |
動画視聴用 | |
読書・ブラウジング用 |
- 1万円台のリーズナブルな価格
- 持ち運びに最適なサイズ感
- 4Gに対応している
- チップ性能が低い
- 解像度がHD画質まで
Redmi Pad SE 8.7は、小型のサイズ×1万円台のタブレットで、読書用としてとくにおすすめです。
また、一部モデルでは4Gに対応しているので外出用としても気軽に使えるのが嬉しいところ。
チップ性能が低くゲーム用としては微妙ですが、ブラウジングや読書程度であれば問題なく使えます。
【Xiaomi】Redmi Pad SE 8.7の詳しい概要はこちら
Xiaomi Redmi Pad SE 8.7の概要 | |
---|---|
OS | HyperOS |
ストレージ容量 | ・64GB ・128GB |
サイズ | 211.5×125.4×8.8mm |
重量 | 373g |
ディスプレイサイズ | 8.7インチ |
リフレッシュレート | 90Hz |
解像度 | 1,340×800px |
SoC(チップ) | Helio G85 |
Geekbench 6 マルチ (CPU性能) | 1,300 |
3DMark Wild Life Extreme (GPU性能) | 150 |
メモリ | 4GB |
バッテリー | 6,650mAh |
オーディオ | ・2スピーカー(ステレオ) ・3.5mmイヤホンジャック |
認証方法 | 顔認証 |
充電コネクタ | USB-C |
通信方式 | ・Wi-Fi 5 ・Bluetooth 5.3 ・4G(対応モデルのみ) |
販売価格(税込) ※2025年6月時点 | 新品:16,980~27,980円 |
Redmi Pad SE
用途別おすすめ度 | |
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ゲーム用 | |
動画視聴用 | |
読書・ブラウジング用 |
- 2万円台で買える
- フルHD以上の解像度
- 高音質な4スピーカー
- チップ性能が低い
- MIUI14がAndroid 13ベースと古め
お手軽に動画見る用やサブ機としてのタブレットを探しているなら、Redmi Pad SEがおすすめです。
2万円台のリーズナブルな価格ながら、フルHD以上の解像度に4スピーカー(ステレオ)を搭載しています。
チップ性能が低くゲーム用として使うのにはおすすめしませんが、動画視聴やブラウジングに限定するなら十分おすすめできる範囲です。
【Xiaomi】Redmi Pad SEの詳しい概要はこちら
Xiaomi Redmi Pad SEの概要 | |
---|---|
OS | MIUI Pad 14 |
ストレージ容量 | ・128GB |
サイズ | 255.5×167.0×7.3mm |
重量 | 478g |
ディスプレイサイズ | 11インチ |
リフレッシュレート | 90Hz |
解像度 | 1,920×1,200px |
SoC(チップ) | Snapdragon 680 |
Geekbench 6 マルチ (CPU性能) | 1,400 |
3DMark Wild Life Extreme (GPU性能) | 120 |
メモリ | 4GB |
バッテリー | 8,000mAh |
オーディオ | ・4スピーカー(ステレオ) ・3.5mmイヤホンジャック |
認証方法 | 顔認証 |
充電コネクタ | USB-C |
通信方式 | ・Wi-Fi 5 ・Bluetooth 5.0 |
販売価格(税込) ※2025年6月時点 | 新品:21,800円 |
POCO Pad
用途別おすすめ度 | |
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ゲーム用 | |
動画視聴用 | |
読書・ブラウジング用 |
- 10,000mAhの大容量バッテリー
- 12.1インチの大画面
- 高音質な4スピーカー
- 3Dゲームを遊ぶにはスペックが足りない
- HyperOSは人によっては慣れづらい
Xiaomi製で動画視聴用に最適なタブレットは、POCO Padです。
12.1インチの大画面に4スピーカー(ステレオ)と、高い臨場感で動画を楽しむことができます。
チップ性能は可もなく不可もなく、3Dゲームを遊ぶのには少し物足りない感じ。
汎用性にはやや欠けるものの、動画を見るだけの人にはおすすめのモデルです。
【Xiaomi】POCO Padの詳しい概要はこちら
POCO Padの概要 | |
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OS | HyperOS |
容量 | 256GB |
サイズ | 280.0×181.8×7.5mm |
重量 | 571g |
ディスプレイサイズ | 12.1インチ |
リフレッシュレート | 120Hz |
解像度 | 2,560×1,600px |
チップ | Snapdragon 7s Gen 2 |
Geekbench 6 マルチ (CPU性能) | 2,900 |
3DMark Wild Life Extreme (GPU性能) | 800 |
メモリ | 8GB |
バッテリー | 9,800~10,000mAh |
オーディオ | 4スピーカー(ステレオ) |
認証方法 | 顔認証 |
充電コネクタ | USB-C |
通信方式 | ・Wi-Fi 6 ・Bluetooth 5.2 |
販売価格(税込) ※2025年6月時点 | 新品:44,800円 |
Xiaomi Pad 7
用途別おすすめ度 | |
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ゲーム用 | |
動画視聴用 | |
読書・ブラウジング用 |
- 3Kの高画質ディスプレイ
- 144Hzのリフレッシュレート
- 高音質な4スピーカー
- 128GBのストレージだとガッツリゲームを遊ぶのは厳しい
- HyperOSは人によっては慣れづらい
Xiaomi Pad 7は、高性能なSnapdragon 7+ Gen 3チップを搭載しており、原神などの3Dゲームも高画質で快適に遊べます。
さらに144Hzのリフレッシュレートに対応し、FPSゲームや音ゲーにも有利に働きますね。
汎用性の高い11.2インチサイズに、3K画質と4スピーカー(ステレオ)で幅広い用途で活躍します。
Androidタブレットの中でも非常にコスパの高いタブレットです。
【Xiaomi】Pad 7の詳しい概要はこちら
Xiaomi Pad 7の概要 | |
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OS | HyperOS 2 |
容量 | 128GB |
サイズ | 251.2×173.4×6.1mm |
重量 | 500g |
ディスプレイサイズ | 11.2インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
解像度 | 3,200×2,136px |
チップ | Snapdragon 7+ Gen 3 |
Geekbench 6 マルチ (CPU性能) | 5,000 |
3DMark Wild Life Extreme (GPU性能) | 3,000 |
メモリ | 8GB |
バッテリー | 8,850mAh |
オーディオ | 4スピーカー(ステレオ) |
認証方法 | 顔認証 |
充電コネクタ | USB-C |
通信方式 | ・Wi-Fi 6E ・Bluetooth 5.4 |
販売価格(税込) ※2025年6月時点 | 新品:54,980円 |
Xiaomi Pad 7 Pro
用途別おすすめ度 | |
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ゲーム用 | |
動画視聴用 | |
読書・ブラウジング用 |
- 3Kの高画質ディスプレイ
- 144Hzのリフレッシュレート
- 高性能なSnapdragon 8s Gen 3チップ搭載
- 性能の割にはやや高額
- HyperOSは人によっては慣れづらい
より高性能なタブレットを求めているなら、Xiaomi Pad 7 Proがおすすめです。
Xiaomi Pad 7とチップ性能やストレージ以外での性能差はほぼない上に、チップ性能の差も誤差の範囲なのでコスパ的にはやや微妙。
コスパのバランスならXiaomi Pad 7が圧倒的におすすめですが、予算に余裕があり少しでも高性能なタブレットを求めているならおすすめです。
【Xiaomi】Pad 7の詳しい概要はこちら
Xiaomi Pad 7 Proの概要 | |
---|---|
OS | HyperOS 2 |
容量 | ・128GB ・512GB |
サイズ | 251.2×173.4×6.1mm |
重量 | 500g |
ディスプレイサイズ | 11.2インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
解像度 | 3,200×2,136px |
チップ | Snapdragon 8s Gen 3 |
Geekbench 6 マルチ (CPU性能) | 5,500 |
3DMark Wild Life Extreme (GPU性能) | 3,100 |
メモリ | ・8GB ・12GB |
バッテリー | 8,850mAh |
オーディオ | 4スピーカー(ステレオ) |
認証方法 | 顔認証 |
充電コネクタ | USB-C |
通信方式 | ・Wi-Fi 7 ・Bluetooth 5.4 |
販売価格(税込) ※2025年6月時点 | 新品:67,980~81,980円 |
まとめ
Xiaomiタブレットは、ハイエンドモデルでも比較的控えめな価格で、コスパに優れているのが魅力。
それぞれの機種で役割がはっきりとしているので、この記事を参考に自分の用途にあったタブレットを探してください。