こんにちは、よた(@yotalog_ag)です。
この記事では、動画視聴におすすめなiPadのモデルをiPadオタクである筆者が厳選しました。
「動画を見るだけならどの機種がおすすめ?」「YouTubeやNetflixが快適に見れるiPadを探している」という人は、ぜひこの記事で動画視聴に適したiPadを見つけましょう。
動画視聴ならiPadOSのバージョンと画面サイズが重要
動画視聴用iPadのおすすめモデルを紹介する前に、動画視聴用のiPadを探すならどこを確認すれば良いのかについて解説します。
- iPadOSのバージョン
- 画面(ディスプレイ)サイズ
- チップ(SoC)性能やストレージ容量 ※重要度は低い
この中でもとくに重要なのはiPadOSのバージョンと画面サイズです。
有名な動画アプリは新しいiPadOSのバージョンが要求される事が多く、YouTubeやニコニコ動画でiPadOS 14.0以上、NetflixだとiPadOS 16.0以上でないと使うことすらできません。
動画を見るだけだからと何年も型落ちしているiPadを買ってしまうと、そもそも動画アプリを使うことができない場合もあるので、iPadOSは最重要で考えるようにしましょう。
4年前ぐらいの機種までなら最新のiPadOSに対応している機種が多いので、4年前の機種をひとつの目安として考えましょう。
動画アプリに対応しているiPadOSのバージョン ※2024年2時点 | |
---|---|
Youtube | 14.0 |
TikTok | 11.0 |
ニコニコ動画 | 14.0 |
AbemaTV | 15.0 |
Amazonプライム・ビデオ | 15.0 |
Netflix | 16.0 |
Hulu | 13.0 |
U-NEXT | 14.0 |
dアニメストア | 12.0 |
DMM TV | 15.0 |
FOD | 12.0 |
そして動画視聴なら画面サイズも重要です。
当たり前ですが画面サイズが大きいほど映像の迫力もあります。
また画面サイズが大きいiPadは高解像度であることがほとんどなので、画面サイズが大きいほど高解像度で迫力のある映像を楽しめることでしょう。
iPadの画面サイズの目安 | ||
---|---|---|
サイズ | 大きさの例 ※多少異なります | 特徴 |
12.9インチ | A4紙サイズ | ・迫力のある映像を楽しめる ・持ち運びには不向き |
10.2~11インチ | B5紙サイズ | ・汎用性の高いバランスのあるサイズ感 ・映像への没入感は少し弱め |
8.3インチ以下 | B6紙サイズ | ・コンパクトで持ち運びやすい ・迫力のある映像を楽しむのは難しい |
その他の用途にもよりますが、基本的には11インチ以上のサイズを選べば動画視聴に不便することはないです。
動画視聴用におすすめのiPadモデル
iPad Pro 12.9インチ(第5世代):動画を見るなら最強の環境
- 大画面&4スピーカーで迫力のある映像体験ができる
- ステージマネージャ対応
- 高コントラストなXDRディスプレイを採用
- 高額で手に入れにくい
- 持ち運びには不便
最高の環境で動画を見たい人は、iPad Pro 12.9インチ(第5世代)を選べば間違いありません。
12.9インチの迫力ある映像に高音質のステレオ4スピーカーで動画視聴の満足度はかなり高いものとなります。
またステージマネージャ対応で動画を見ながらほかの作業ができるのも嬉しいところ。
アプリによりますが、ゲームをしながらYouTubeの動画を見ることも可能です。
さらにiPad Pro 12.9インチ(第5世代)にはXDRディスプレイが採用されています。
有機ELと遜色のないコントラストの深さで明暗のメリハリがあるのが特徴で、現時点では第5世代以降のiPad Pro 12.9インチにしか採用されていないレアなディスプレイです。
動画視聴への没入感を高めたいならおすすめです。
iPad Pro 12.9インチ(第5世代)の詳しい概要はこちら
iPad Pro 12.9インチ(第5世代)の概要 | |
---|---|
容量 | 128・256・512GB、1・2TB |
サイズ | 280.6×214.9×6.4mm |
重量 | 682g |
ディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ |
ProMotionテクノロジー | |
ディスプレイサイズ | 12.9インチ |
解像度 | 2,732×2,048px |
チップ | M1チップ |
Geekbench Ver6マルチスコア(CPU性能) | 7,900 |
メモリ | 8・16GB |
バッテリー | ・約11,000mAh ・Wi-Fiでのインターネット利用最大10時間 |
Apple Pencil | 第2世代対応 |
キーボード | Magic Keyboard、Smart Keyboard Folio |
カメラ | 12MP広角、10MP超広角、2倍の光学ズーム、5倍のデジタルズーム |
ビデオ撮影 | ・4Kビデオ撮影(24・25・30・60fps) ・1080pHDビデオ撮影(25・30・60fps) |
オーディオ | 4スピーカーオーディオ |
セキュア認証 | FACE ID |
通信方式 | ・Wi-Fi 6(最大1.2Gbps) ・Bluetooth 5.0 |
充電コネクタ | USB-C(Thunderbolt) |
販売価格(税込) ※2024年2月時点 | 整備済み品:15万〜35万円 中古:11万〜16万円 |
iPad Pro 12.9インチ(第2世代):低価格で迫力のある映像を楽しめる
- 12.9インチの大画面で迫力のある映像が楽しめる
- 高音質なステレオ4スピーカー搭載
- コスパはそこまで高くない
- 2017年発売機種のため経年劣化が進んでいる機種が多い
iPad Pro 12.9インチ(第2世代)は12.9インチという大画面の機種ですが、4.5〜6万円の中古価格で購入することができるのが魅力です。
12インチ以上のタブレットは10万円するような機種も珍しくなく、高額になりやすいですがiPad Pro 12.9インチ(第2世代)は比較的リーズナブルに購入できるので、予算を抑えて動画を見たい人にもおすすめです。
12.9インチなので解像度は高く、大きいサイズと高解像度なディスプレイで迫力のある映像を楽しむことができます。
スピーカーはステレオ4スピーカーを搭載しており、高音質で立体的なサウンド体験が可能です。
動画見るだけが用途ならおすすめです。
iPad Pro 12.9インチ(第2世代)の詳しい概要はこちら
iPad Pro 12.9インチ(第2世代)の概要 | |
---|---|
容量 | 64・256・512GB |
サイズ | 305.7×220.6×6.9mm |
重量 | 677g |
ディスプレイ | Retinaディスプレイ |
ProMotionテクノロジー | |
ディスプレイサイズ | 12.9インチ |
解像度 | 2,732×2,048px |
チップ | A10X Fusion |
Geekbench Ver6マルチスコア(CPU性能) | 2,200 |
メモリ | 4GB |
バッテリー | ・約11,000mAh ・Wi-Fiでのインターネット利用最大10時間 |
Apple Pencil | 第1世代対応 |
キーボード | Smart Keyboard |
カメラ | 12MP広角、5倍のデジタルズーム |
ビデオ撮影 | ・4Kビデオ撮影(30fps) ・1080pHDビデオ撮影(60fps) |
オーディオ | ・4スピーカーオーディオ ・ヘッドフォンオーディオジャック(3.5mm) |
セキュア認証 | Touch ID |
通信方式 | ・Wi-Fi 5(最大866Mbps) ・Bluetooth 4.2 |
充電コネクタ | Lightning |
販売価格(税込) ※2024年2月時点 | 整備済み品:5.5万〜8万円 中古:4.5万〜6万円 |
iPad Air(第4世代):ゲーム〜動画まで幅広く快適に使える
- 2020年発売機種で比較的新しめ
- 3Dゲームも遊べるチップ性能
- フルHDの高解像度ディスプレイ
- ストレージ容量のバリエーションが少ない
ゲームも動画もしっかり楽しみたいならおすすめなiPadは、iPad Air(第4世代)です。
高性能なA14チップ搭載で、3Dゲームも快適に遊ぶことができます。
もちろん動画視聴も快適に利用することができ、2020年発売の比較的新しめな機種なので、OSのサポート面でも安心です。
解像度は12.9インチのiPadと比べると劣りますが、フルHD以上の解像度はあるため十分高画質で動画視聴をすることができますね。
ストレージ容量のバリエーションが少ないのが難点ですが、動画視聴+軽くゲームを遊ぶだけであればそこまで気にするほどでもありません。
汎用性が高く幅広い用途でiPadを使用したい人におすすめです。
iPad Air (第4世代)の詳しい概要はこちら
iPad Air (第4世代)の概要 | |
---|---|
容量 | 64・256GB |
サイズ | 247.6×178.5×6.1mm |
重量 | 458g |
ディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ |
ディスプレイサイズ | 10.9インチ |
解像度 | 2,360×1,640px |
チップ | A14 Bionic |
Geekbench Ver6マルチスコア(CPU性能) | 4,900 |
メモリ | 4GB |
バッテリー | ・約7,700mAh ・Wi-Fiでのインターネット利用最大10時間 |
Apple Pencil | 第2世代対応 |
キーボード | Magic Keyboard、Smart Keyboard Folio |
カメラ | 12MP広角、5倍のデジタルズーム |
ビデオ撮影 | ・4Kビデオ撮影(24・25・30・60fps) ・1080pHDビデオ撮影(60fps) |
オーディオ | 2スピーカーオーディオ(横向き) |
セキュア認証 | Touch ID |
充電コネクタ | USB-C |
販売価格(税込) ※2024年2月時点 | 整備済み品:7.5万〜9万円 中古:5.5万〜7.5万円 |
iPad Air(第3世代):動画見るだけなら狙い目
- 10.5インチのほどよいサイズ感
- 2Dゲームも遊べるスペック
- 値段と性能面でのバランスがいい
- 数千〜1万円プラスで上位互換のiPad(第9世代)が買える
- ホワイトスポットが出やすい
iPad Air(第3世代)は、リーズナブルな中古価格でスペックもそれなりなコスパの高いiPadです。
10.5インチのほどよいサイズ感は持ち運びにも動画視聴にも便利で、iPadのなかでは比較的バランスが取れています。
チップ性能は高いといえるほどではないですが、2Dゲーム〜軽めの3Dゲームぐらいであれば問題なく遊ぶことができます。
動画を見るだけであれば快適に動作することでしょう。
価格面からも手に入れやすく、予算を抑えて動画視聴用のiPadを探しているならおすすめです。
2024年で買いどきなiPadです。
iPad Air(第3世代)の詳しい概要はこちら
iPad Air(第3世代)の概要 | |
---|---|
容量 | 64・256GB |
サイズ | 250.6×174.1×6.1mm |
重量 | 456g |
ディスプレイ | Retinaディスプレイ |
ディスプレイサイズ | 10.5インチ |
解像度 | 2,224×1,668px |
チップ | A12 Bionic |
Geekbench Ver6マルチスコア(CPU性能) | 2,900 |
メモリ | 3GB |
バッテリー | ・約8,100mAh ・Wi-Fiでのインターネット利用最大10時間 |
Apple Pencil | 第1世代対応 |
キーボード | Smart Keyboard |
カメラ | 8MP広角 |
ビデオ撮影 | 1080pビデオ撮影(30fps) |
オーディオ | ・2スピーカーオーディオ ・ヘッドフォンオーディオジャック(3.5mm) |
セキュア認証 | Touch ID |
充電コネクタ | Lightning |
販売価格(税込) ※2024年2月時点 | 整備済み品:4万〜5.5万円 中古:3万〜4.5万円 |
iPad(第6世代):低価格でYouTubeやNetflixが見れる
- 低価格で購入しやすい
- 9.7インチの持ち運びやすいサイズ感
- 2018年発売機種のため経年劣化が進んでいる機種が多い
- 2024年リリース予定のiPadOS18のサポート対象外になる可能性がある
「動画見るだけが用途でとにかく低価格なiPadを探している」という人におすすめなのが、iPad(第6世代)。
iPadのなかでも低価格で買うことができるモデルで、2024年現在でも現役で使えるスペックをしています。
3Dゲーム用としては厳しいですが、YouTubeやNetflixぐらいであれば問題なく動作し、動画視聴を十分楽しむことができるでしょう。
9.7インチのサイズ感は小さすぎずほどよいサイズ感で、持ち運びに便利なところもいいですね。
2018年発売の型落ち機種ですが、コスパは非常に高いです。
iPad(第6世代)の詳しい概要はこちら
iPad(第6世代)の概要 | |
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容量 | 32・128GB |
サイズ | 240×169.5×7.5mm |
重量 | 469g |
ディスプレイ | Retinaディスプレイ |
ディスプレイサイズ | 9.7インチ |
解像度 | 2,048×1,536px |
チップ | A10 Fusion |
Geekbench Ver6マルチスコア(CPU性能) | 1,200 |
メモリ | 2GB |
バッテリー | ・約8,700mAh ・Wi-Fiでのインターネット利用最大10時間 |
Apple Pencil | 第1世代対応 |
キーボード | Bluetooth Keyboard |
カメラ | 8MP広角 |
ビデオ撮影 | 1080pビデオ撮影(30fps) |
オーディオ | ・2スピーカーオーディオ ・ヘッドフォンオーディオジャック(3.5mm) |
セキュア認証 | Touch ID |
充電コネクタ | Lightning |
販売価格(税込) ※2024年2月時点 | 整備済み品:2.5万〜3.5万円 中古:2万〜3万円 |
iPadで動画を見るだけってもったいない?
iPadはゲームや動画編集など様々な用途で使えるタブレットなので、「iPadで動画を見るだけなのはもったいないのでは?」と思う人もいることでしょう。
筆者はiPadを様々な用途で使用している側の人間なので、正直なところ「普通にもったいないのでは」とは思いますが、動画を見るだけの用途のためにiPadを買うのは選択肢として全然ありです。
というのも、動画を見る用でタブレットを購入したものの、あとから「やっぱりゲームをしたい」「イラストをしてみたい」など違う用途が出てくる可能性があります。
筆者自身、軽くゲームを遊ぶ用やYouTube用として最初にiPadを購入しましたが、あとからスペックが必要なゲームを遊びたくなってiPadを新しく購入した経験があります。
そういった経験からも動画を見るだけのために高スペックなiPadを買うのは、割とおすすめでもあります。
動画を見るだけという目先の用途のみを見れば、「iPadはもったいない」ですが将来的に用途が増える可能性を考慮すれば、決してもったいないということはありません。
予算の都合もありますが、動画視聴用だけだとしてもiPadの性能は高くて損はありません。
まとめ:動画を見るだけでもiPadはおすすめ
動画を見るだけであっても、iPadはおすすめです。
OSや画面サイズを考えることで、iPadで動画視聴を満足に楽しむことができるので、この記事を参考にぜひ自分にあったiPadを見つけましょう。