こんにちは、毎日5時間以上はiPadを使う、よた(@yotalog_ag)です。
この記事では、iPadの選び方とおすすめ機種をApple好きがまとめました。
それぞれの機種の違いや初心者向けのおすすめ機種をわかりやすく解説します。

どのiPadを購入したいか迷っている人は必見です。
迷ったらこの2機種!筆者が選ぶ最強のiPad
「小難しいことはいいから1分でおすすめのiPadを教えてくれ!」という人のために、2023年1月時点で迷ったらこの機種を選べば間違いないiPadを筆者が2つに厳選しました。
- iPad Air(第5世代):基本何でもできる。とりあえずこれを選べば間違いなし
- iPad mini(第6世代):携帯性やコンパクトな部分を求めるならこれ
おすすめな人 | 販売価格(税込) | |
---|---|---|
iPad Air(第5世代) | 動画編集や3Dゲームなど幅広い用途で使用したい | 92,800〜116,800円 |
iPad mini(第6世代) | ゲームだけでなく読書用として、外出時にも気軽に持ち運びたい | 78,800〜102,800円 |
もちろん人によって最適なiPadは変わりますが、iPad初心者は迷ったらこの2機種から選ぶと思っておけば、大きく後悔することはないでしょう。
さらに選び方や用途別のおすすめを知りたい人は、こちらで詳しく解説しています。
iPad全5種類の比較
スペックの比較表
iPad全5種類の比較表 ※2022年11月時点最新機種 | ||||||
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iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Air | iPad mini | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) | |
世代 | 第6世代(2022年モデル) | 第4世代(2022年モデル) | 第5世代(2021年モデル) | 第6世代(2022年モデル) | 第10世代(2022年モデル) | 第9世代(2021年モデル) |
容量 | ・128GB ・256GB ・512GB ・1TB ・2TB | ・128GB ・256GB ・512GB ・1TB ・2TB | ・64GB ・256GB | ・64GB ・256GB | ・64GB ・256GB | ・64GB ・256GB |
サイズ | 280.6×214.9×6.4mm | 247.6×178.5×5.9mm | 247.6×178.5×6.1mm | 195.4×134.8×6.3mm | 248.6×179.5×7mm | 250.6×174.1×7.5mm |
ディスプレイサイズ | 12.9インチ | 11インチ | 10.9インチ | 8.3インチ | 10.9インチ | 10.2インチ |
ディスプレイ | ・Liquid Retina XDRディスプレイ ・ProMotionテクノロジー | ・Liquid Retinaディスプレイ ・ProMotionテクノロジー | Liquid Retinaディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ |
重量 | 682g | 466g | 461g | 293g | 477g | 487g |
解像度 | 2,732×2,048px(264ppi) | 2,388×1,668px(264ppi) | 2,388×1,668px(264ppi) | 2,266×1,488px (326ppi) | 2,360×1,640px(264ppi) | 2,160×1,620px(264ppi) |
最大輝度 | 最大600ニト(標準) | 最大600ニト(標準) | 最大500ニト(標準) | 最大500ニト(標準) | 最大500ニト(標準) | 最大500ニト(標準) |
チップ | M2チップ(8コア) | M2チップ(8コア) | M1チップ(8コア) | A15 Bionicチップ | A14 Bionicチップ | A13 Bionicチップ |
GeekbenchスコアVer5(マルチスコア) | 8,400 | 8,400 | 7,100 | 4,400 | 4,000 | 3,300 |
メモリ | 8GB(1・2TBのみ16GB) | 8GB(1・2TBのみ16GB) | 8GB | 4GB | 3GB | 3GB |
バッテリー | インターネット利用、ビデオ再生:最大10時間(約10,900mAh) | インターネット利用、ビデオ再生:最大10時間(約7,800mAh) | インターネット利用、ビデオ再生:最大10時間(約7,600mAh) | インターネット利用、ビデオ再生:最大10時間(5,100mAh) | インターネット利用、ビデオ再生:最大10時間(8,600mAh) | インターネット利用、ビデオ再生:最大10時間(8,600mAh) |
Apple Pencil | 第2世代対応 | 第2世代対応 | 第2世代対応 | 第2世代対応 | 第1世代対応 | 第1世代対応 |
キーボード | ・Magic Keyboard ・Smart Keyboard Folio | ・Magic Keyboard ・Smart Keyboard Folio | ・Magic Keyboard ・Smart Keyboard Folio | Bluetooth Keyboard | Magic Keyboard Folio | Smart Keyboard |
カメラ | ・12MP広角 ・10MP超広角 ・2倍の光学 ・5倍のデジタルズーム ・LiDARスキャナ | ・12MP広角 ・10MP超広角 ・2倍の光学 ・5倍のデジタルズーム ・LiDARスキャナ | ・12MP広角 ・5倍のデジタルズーム | ・12MP広角 ・5倍のデジタルズーム | ・12MP広角 ・5倍のデジタルズーム | ・8MP広角 ・5倍のデジタルズーム |
フロントカメラ | TrueDepth(12MP超広角) | TrueDepth(12MP超広角) | 12MP超広角 | 12MP超広角 | 12MP超広角 | 12MP超広角 |
ビデオ撮影 | ・4K、1080p(24・25・30・60)fps ・2倍の光学 ・3倍のデジタルズーム ・オーディオズーム | ・4K、1080p(24・25・30・60)fps ・2倍の光学 ・3倍のデジタルズーム ・オーディオズーム | ・4K、1080p(24・25・30・60)fps ・2倍の光学 ・3倍のデジタルズーム | ・4K、1080p(24・25・30・60)fps ・2倍の光学 ・3倍のデジタルズーム | ・4K、1080p(24・25・30・60)fps ・3倍のデジタルズーム | ・1080p(25・30)fps ・3倍のデジタルズーム |
オーディオ | 4スピーカー(ステレオ) | 4スピーカー(ステレオ) | 2スピーカーオーディオ(横向き) | 2スピーカーオーディオ(横向き) | 2スピーカーオーディオ(横向き) | 2スピーカーオーディオ(縦向き) |
セキュア認証 | FACE ID | FACE ID | Touch ID | Touch ID | Touch ID | Touch ID |
通信方式 | ・Wi‑Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax) ・2.4GHz/5GHz ・最大1.2Gbpsの速度 ・5G ・Bluetooth 5.3 | ・Wi‑Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax) ・2.4GHz/5GHz ・最大1.2Gbpsの速度 ・5G ・Bluetooth 5.3 | ・Wi‑Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax) ・2.4GHz/5GHz ・最大1.2Gbpsの速度 ・5G ・Bluetooth 5.0 | ・Wi‑Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax) ・2.4GHz/5GHz ・最大1.2Gbpsの速度 ・5G ・Bluetooth 5.0 | ・Wi‑Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax) ・2.4GHz/5GHz ・最大1.2Gbpsの速度 ・5G ・Bluetooth 5.2 | ・Wi‑Fi(802.11a/b/g/n/ac) ・2.4GHz/5GHz ・最大866Mbpsの速度 ・Bluetooth 4.2 |
充電コネクタ | Thunderbolt / USB 4ポート | Thunderbolt / USB 4ポート | USB-C | USB-C | USB-C | Lightning |
カラー | ・スペースグレイ ・シルバー | ・スペースグレイ ・シルバー | ・スペースグレイ ・スターライト ・ピンク ・パープル ・ブルー | ・スペースグレイ ・ピンク ・パープル ・スターライト | ・ブルー ・ピンク ・シルバー ・イエロー | ・スペースグレイ ・シルバー |
販売価格(税込み)※2022年11月時点参考価格 | 172,800円~ | 124,800円~ | 92,800円~ | 78,800円~ | 68,800円~ | 49,800円~ |
チップ性能の比較
iPadのそれぞれの違いとして、一番わかりやすいのはおそらくチップ性能だと思います。



そもそも、チップ性能って何?



どういうところで役に立つの
この記事を読んでいる人の中では、チップ性能という言葉を知らない人もいるでしょう。
そこで、iPadで重要なパーツのチップとはそもそもどういうものか簡単に説明します。
スマホの動作やゲームやアプリなど、さまざまな情報を処理するために必要なパーツです。
チップ性能が高いほど、ゲームやアプリの動作が軽くなり快適に使用することができます。
3Dゲームや画像・動画編集ソフトなどの、複雑な動作が要求されるアプリでは、とくにチップ性能が重要になります。



よくSoCやCPU、チップセットとも呼ばれているよね。


実際の仕組みはさらに複雑ですが、「アプリを快適に動作させるために必要なパーツ」とおぼえておけば問題ないでしょう。
チップ性能については下記の動画で詳しく解説しています
とくに、3Dゲームや動画編集をしたい人ほどチップ性能が高性能である必要があり、チップ性能だけでiPadの性能が8割方決まると言っても過言ではないぐらいには重要なパーツです。
そんなチップ性能ですが、具体的にどのチップが高性能なのか、ゲームや動画編集などをしたいならどのぐらいがおすすめなのか、よくわからないですよね。
下記の記事を参考に、筆者がチップ性能の目安を表にまとめました。
iPad選びのチップの目安(GeekbenchスコアVer5参考) | ||
---|---|---|
用途 | 目安のマルチスコア | 主なチップ |
動画編集を快適に | 4,200~ | A14~、M1 |
3Dゲーム、画像編集を快適に | 3,400~ | A13~ |
2Dゲームを快適に | 1,350~ | A10~ |
動画視聴、読書に使用したい | 1,000~ | A9~ |
ブラウザやSNSに使用したい | 500~ | A7~ |
GeekbenchスコアVer5でマルチスコアが4,200以上あれば、3Dゲームや動画編集はほとんど快適に使えるでしょう。



逆にこれ以上の性能だと、アプリ動作の影響はわずかだと思います。
また、4,200でなくても3,000を超えていれば快適とまでは行きませんが3Dゲームや動画編集は十分使えます。
2Dゲームや動画視聴が快適に使えるレベルとなると、要求されるスペックは一気に下がりマルチスコア1,350以上あれば十分快適に使うことができます。
以上の情報をもとにiPad全5種類のチップ性能を比較しました。
iPad全5種類のチップ性能の比較表 ※2022年11月時点最新機種 | ||||||
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iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Air | iPad mini | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) | |
チップ | M2チップ(8コア) | M2チップ(8コア) | M1チップ(8コア) | A15 Bionicチップ | A14 Bionicチップ | A14 Bionicチップ |
GeekbenchスコアVer5(マルチスコア) | 7430 | 7430 | 7430 | 4800 | 3400 |
こちらの比較表を見たらわかると思いますが、最新のiPadはどれも高性能なチップを搭載しています。
iPad Pro、iPad Airはもちろん、チップ性能が大きく劣るiPad miniでも十分快適に3Dゲームや動画編集を使うことができます。
ディスプレイサイズや周辺機器などで使用感や作業効率は変わりますが、アプリの動作に関しては使用感が大きく変わることはありません。
また、一番チップ性能が低い無印iPadでもマルチスコアは3,400を超えていて、快適とまではいきませんが十分3Dゲームを楽しめる性能です。
3Dゲームや動画編集のような、スペックが要求されるアプリでもiPad mini以上の性能なら快適に使えて、2Dゲームや動画視聴ぐらいならどのiPadでも満足に楽しめます。



誤差レベルですが、データの書き込みや読み込み、動作スピードはM1チップを搭載しているiPad Pro、iPad Airが速いです。
ディスプレイや大きさの比較
ゲームや動画視聴、持ち運びに大きく影響するディスプレイサイズについて、比較しました。
iPad全5種類のサイズの比較表 ※2022年6月時点最新機種 | |||||
---|---|---|---|---|---|
iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Air | iPad mini | iPad | |
本体サイズ | 280.6×214.9×6.4mm | 247.6×178.5×5.9mm | 247.6×178.5×6.1mm | 195.4×134.8×6.3mm | 250.6×174.1×7.5mm |
ディスプレイサイズ | 12.9インチ | 11インチ | 10.9インチ | 8.3インチ | 10.2インチ |
サイズの比較
ディスプレイサイズは、12.9インチとかなりの大きさのものから8.3インチとコンパクトサイズなものまで、サイズの幅が広いです。
ディスプレイサイズは使用感に大きく影響するので、用途によってディスプレイサイズを決めるのもいいでしょう。



いまいち大きさのイメージができない…
数字上でディスプレイサイズや本体サイズがわかっても、いまいち大きさをイメージすることができないでしょう。
イメージができなければ、用途によってどのサイズがいいのかというのも判断できません。
そこで、どの用途で画面サイズを選べばいいのか、筆者の経験をもとに下記の表にまとめてみました。
iPad選びの画面サイズの目安 ※筆者による主観で判断しています | ||
---|---|---|
用途 | 用途 | 大きさの例 ※多少異なります |
12.9インチ | 画像・動画編集、イラスト、ゲーム、動画視聴 | A4サイズの紙 |
10.2~11インチ | ゲーム、動画視聴 | B5サイズの紙(一般的なノートと同じ) |
8.3インチ以下 | 持ち運ぶ機会が多い、読書、動画視聴 | A4サイズの紙を半分にしたサイズ |
動画編集やイラストは、ディスプレイサイズが大きいほど作業しやすいため、12.9インチがおすすめです。
ゲームでは、大きすぎると手をいっぱい動かさなければいけなく、小さすぎるとFPSやアクションゲームでは操作が難しくなります。
そのため、バランスの取れた10.2~11インチがおすすめです。
持ち運びをする機会が多い人は、コンパクトで軽量なiPad miniがおすすめです。
あとは、上記の表にあるそれぞれのディスプレイサイズと同じサイズの紙を用意して、イメージするといいでしょう。
ディスプレイの比較
ディスプレイサイズはわかりやすいですが、ディスプレイの中身となるとよくわからない人も多いでしょう。



筆者もよくわかりません。
ディスプレイについて、比較しました。
iPad全5種類のディスプレイの比較表 ※2022年6月時点最新機種 | |||||
---|---|---|---|---|---|
iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Air | iPad mini | iPad | |
ディスプレイ | ・Liquid Retina XDRディスプレイ ・Pro Motionテクノロジー | ・Liquid Retinaディスプレイ ・Pro Motionテクノロジー | Liquid Retinaディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ |
解像度 | 2,732×2,048px(264ppi) | 2,388×1,668px(264ppi) | 2,388×1,668px(264ppi) | 2,266×1,488px(326ppi) | 2,160×1,620px(264ppi) |
最大輝度 | 最大600ニト(標準) | 最大600ニト(標準) | 最大500ニト(標準) | 最大500ニト(標準) | 最大500ニト(標準) |
まず、「Liquid Retinaディスプレイって何?Retinaディスプレイとどう違うの?」という人が大半でしょう。
といっても、RetinaディスプレイとLiquid Retinaディスプレイの違いはそこまで複雑なものではありません。
Apple製品で、通常のフルHDのディスプレイの解像度よりもさらに高解像度になったディスプレイをRetinaディスプレイと呼びます。
RetinaディスプレイはApple製品以外で使われることがないディスプレイの名称のため、Retinaディスプレイ=Apple製品のディスプレイとおぼえておけば問題ありません。
Retinaディスプレイよりも色のコントラストが鮮明になり、エッジが角丸加工されたディスプレイはLiquid Retinaディスプレイと呼ばれます。
とりあえず、エッジが角丸加工されていない機種はRetinaディスプレイ、角丸加工された機種はLiquid Retinaディスプレイと覚えておけば大丈夫です。
ただ、RetinaディスプレイとLiquid Retinaディスプレイの差ならほとんど気にする必要はないでしょう。
ディスプレイの違いで一番大きいのはPro Motionテクノロジーです。
詳しくは下記の記事で解説していますが、簡単に説明するとリフレッシュレート(1秒間に画面が更新される回数)が120Hzになります。


通常のiPadが60Hzなのに対して、Pro Motionテクノロジーが搭載されているiPad Proは倍の120Hzなので映像が滑ら中になるのがいいところです。
3DゲームやFPSゲームなどを遊ぶ人、イラストをiPadでする人はPro Motionテクノロジーの恩恵が大きいです。
逆に、ゲームをあまりやらなかったり動画視聴やSNSぐらいにしか使わないならPro Motionテクノロジーが搭載されていないiPadやiPad miniでも問題ないでしょう。



大きい変化はありませんが、なめらかで画面の反応が速いiPad Proはゲームやイラストのおすすめですね。
カメラ性能の比較
カメラ性能について、比較してみました。
iPad全5種類の比較表 ※2022年6月時点最新機種 | |||||
---|---|---|---|---|---|
iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Air | iPad mini | iPad | |
カメラ | ・12MP広角 ・10MP超広角 ・2倍の光学 ・5倍のデジタルズーム ・LiDARスキャナ | ・12MP広角 ・10MP超広角 ・2倍の光学 ・5倍のデジタルズーム ・LiDARスキャナ | ・12MP広角 ・5倍のデジタルズーム | ・12MP広角 ・5倍のデジタルズーム | ・8MP広角 ・5倍のデジタルズーム |
フロントカメラ | TrueDepth(12MP超広角) | TrueDepth(12MP超広角) | 12MP超広角 | 12MP超広角 | 12MP超広角 |
ビデオ撮影 | ・4K、1080p(24・25・30・60)fps ・2倍の光学 ・3倍のデジタルズーム ・オーディオズーム | ・4K、1080p(24・25・30・60)fps ・2倍の光学 ・3倍のデジタルズーム ・オーディオズーム | ・4K、1080p(24・25・30・60)fps ・2倍の光学 ・3倍のデジタルズーム | ・4K、1080p(24・25・30・60)fps ・2倍の光学 ・3倍のデジタルズーム | ・1080p(25・30)fps ・3倍のデジタルズーム |
絞り値 | 広角:ƒ/1.8 超広角:ƒ/2.4 | 広角:ƒ/1.8 超広角:ƒ/2.4 | 広角:ƒ/1.8 | 広角:ƒ/1.8 | 広角:ƒ/2.4 |
True Toneフラッシュ | ◯ | ◯ | ✕ | ◯ | ✕ |



比較してみたものの、いまいち機能がわからない…
カメラ性能は、しっかり使っている人ならわかりますがそうでないとそれぞれどういう機能なのかわかりづらいですね。
そこで、カメラ性能のそれぞれの特徴を簡単にまとめました。
カメラ性能の見方 | 特徴 |
---|---|
画素数(MP) | 数値が高いほど解像度が高い鮮明な写真になる。 |
レンズの種類 | 広角:焦点距離が35mm以下のレンズ。すべてのiPadに搭載されている標準的なカメラ。 超広角:焦点距離が24mm以下のレンズ。より広範囲の範囲(景色など)をきれいに撮れる。 |
ズーム機能 | デジタルズーム: レンズの焦点距離を変えずに、画像を引き伸ばしてズームする。 光学ズーム:レンズの焦点距離を倍率によって変えて、画像を引き伸ばさずにズームする。 |
絞り値(F値) | 数値が小さいと明るく背景がボケやすい写真になり、数値が大きいと暗く背景がボケない写真になる。 |
True Toneフラッシュ | 周りの光度や色味に合わせて、より自然な色合いの写真を撮れるフラッシュ機能。 |
さらに詳しく知りたいなら、下記の記事がおすすめです。


この中で一番わかりやすいのは、写真の画質に大きく影響する画素数でしょう。
無印iPadのみ8MPと画素数が低めですが、iPad miniやiPad Air、iPad Proは12MPの画素数のカメラが搭載されています。
また、iPad Proには景色や大きな建物をきれいに撮りやすい10MPの超広角が搭載されているほか、画質を落とすことなくズームができる2倍の光学レンズが搭載しているのが強みです。
カメラ性能は、iPad Proがずば抜けて高性能なのがわかりますね。
逆に、細かい違いはありますがiPad AirとiPad miniはそこまで大きくカメラ性能に違いはありません。
無印iPadとも、画素数とビデオカメラでの違いはありますが、日常的に使用するぐらいなら大きな違いは見られないでしょう。



iPadでよく写真を撮るなら、iPad AirやiPad miniのほうが無印iPadよりもおすすめですが。
iPadにもカメラ性能を気にするならiPad Pro一択、そうでなければどの機種を選んでもカメラ性能に大きな違いはありません。
生体認証の比較
iPadの生体認証について、比較しました。
iPad全5種類の比較表 ※2022年6月時点最新機種 | |||||
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iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Air | iPad mini | iPad | |
セキュア認証 | FACE ID | FACE ID | Touch ID | Touch ID | Touch ID |
iPad ProがiPhone12や13と同じ顔認証システムのFACE IDを搭載しています。
それ以外の端末は指紋認証のTouch IDです。
また、Touch IDの中でもiPad AirとiPad miniは電源ボタンにTouch IDを搭載していて、無印iPadはホームボタンにTouch IDを搭載しています。
使用する人によって変わりますが、それぞれのメリットをまとめました。
- 衛生面を気にする人
- セキュリティ面を気にする人
- ロック解除の手間を最小限に抑えたい人
- マスクをつけて使用する頻度が多い人
- 横になりながらiPadを操作する人
- Apple IDで決済する頻度が多い人
マスクを付けるのが当たり前になった現在では、持ち運びながらiPadを使うならTouch IDのほうがいいでしょう。
逆に基本は家で使う人ならFACE IDのほうがロック解除の手間が若干省けるのでおすすめです。
iOS15.4より、マスクをつけている人でもFace IDで認証できるようになりましたが、残念ながらiPad OSはまだ対応していません。
近いうちにiPad OSも対応すると思いますが、現状はTouch IDを搭載しているiPad Airのほうが外出時には使いやすいでしょう。
スペーカーの比較
iPadのスピーカーを比較しました。
iPad全5種類の比較表 ※2022年6月時点最新機種 | |||||
---|---|---|---|---|---|
iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Air | iPad mini | iPad | |
オーディオ | 4スピーカー(ステレオ) | 4スピーカー(ステレオ) | 2スピーカーオーディオ(横向き) | 2スピーカーオーディオ(横向き) | 2スピーカーオーディオ(縦向き) |
iPad Proは上下に2基ずつスピーカーを搭載していて、合計4スピーカーで高音質を楽しむことができます。
iPad AirとiPad miniは上下に1基ずつの合計2スピーカーしか搭載されていませんが、ステレオで音を聞くことができます。



iPad Air、iPad miniはどっちも4つスピーカーがあるように見えますが左側のスピーカーしか機能していないので、そこがiPad Proと違います。


そして、無印iPadでは下に2基のスピーカーが搭載されているのみで、音質がモノラルになります。
音のバランスは正直悪いので、音質が気になる人には無印iPadはあまりおすすめできません。
iPad ProとiPad Air、iPad miniでは、搭載されているスピーカーの数に違いはありますが、どちらもステレオで音楽を楽しめるのが強みです。
より立体的に音楽を楽しみたいならiPad Proがおすすめですが、ある程度音のバランスが取れていればそこまで音質を気にしないという人は、iPad AirやiPad miniでも十分楽しめます。



音質ならiPad Proは、下手なスピーカーよりも高音質でおすすめです。
対応周辺機器、充電コネクタの比較
対応周辺機器や充電コネクタは、iPadでの作業効率が大きく変わるぐらい重要です。
そんな対応周辺機器の比較をしました。
iPad全5種類の比較表 ※2022年6月時点最新機種 | |||||
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iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Air | iPad mini | iPad | |
Apple Pencil | 第2世代対応 | 第2世代対応 | 第2世代対応 | 第2世代対応 | 第1世代対応 |
キーボード | ・Magic Keyboard ・Smart Keyboard Folio | ・Magic Keyboard ・Smart Keyboard Folio | ・Magic Keyboard ・Smart Keyboard Folio | Bluetooth Keyboard | Smart Keyboard |
充電コネクタ | Thunderbolt / USB 4ポート | Thunderbolt / USB 4ポート | USB-C | USB-C | Lightningケーブル |
iPad ProとiPad AirはApple Pencil(第2世代)とMagic Keyboardに対応していて、クリエイティブな作業も満足に行うことができます。
また、iPad ProとiPad Airの使用感はほぼ同じなので、周辺機器と併せても大きく変わることはないでしょう。
iPad miniはApple Pencil(第2世代)には対応しているものの、Magic KeyboardやSmart Keyboardには対応しておらず、ライティング作業や文字入力系の作業には向いていません。
Bluetooth Keyboardには対応していますが、Bluetoothなので若干入力から反映まで遅延が発生するため、作業効率はどうしても落ちます。
Apple Pencil(第2世代)に対応しているのは魅力的ですが、ディスプレイサイズが小さいのでイラストに向いているかというと…
なかなか判断が難しい機種になります。
無印iPadはApple Pencil(第2世代)には対応しておらず、第1世代のみ対応しています。
第1世代と第2世代では大きく使用感や効率が異なるため、イラスト用に向いているとはいえません。
ただ、Smart Keyboardに対応しているので遅延無しで文字入力ができ、ライティング作業にはおすすめです。



対応周辺機器の充実度なら、とりあえずiPad ProとiPad Airを選んでおけば間違いないでしょう。
カラーバリエーションの比較
iPadのカラーバリエーションについて、比較しました。
iPad全5種類の比較表 ※2022年6月時点最新機種 | |||||
---|---|---|---|---|---|
iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Air | iPad mini | iPad | |
カラー | ・スペースグレイ ・シルバー | ・スペースグレイ ・シルバー | ・スペースグレイ ・スターライト ・ピンク ・パープル ・ブルー | ・スペースグレイ ・ピンク ・パープル ・スターライト | ・スペースグレイ ・シルバー |
iPad Pro、無印iPadはスペースグレイとシルバーの2種類しかありませんが、iPad AirとiPad miniのカラーバリエーションがは豊富です。
それぞれ
- スペースグレイ
- スターライト
- ピンク
- パープル
の4種類のカラーバリエーションがあり、さらにiPadAirはブルーも取り扱っています。
デザイン面なら、iPad AirやiPad miniが圧倒的におすすめですね。
とくに、ブルーが採用されているのはiPad Airのみなので、ブルー系統の色が好きな人はiPad Airがおすすめです。



ピンクやスターライトなどのパステル系の色もおしゃれでいいですね。
ストレージ容量・価格の比較
ストレージ容量は用途によって、重要性が大きく変わるパーツです。
足りなすぎるとやりたいことができずに後悔することになり、かといって大容量だと値段が高くなるので買いづらい。
このストレージ容量をしっかりと選ばないと後悔することになります。
iPad全5種類のストレージ容量と値段を比較しました。
iPad ProとiPad Airのストレージ容量と価格の比較表(税込み) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Air | iPad mini | iPad(第10世代) | iPad(第9世代) | |
64GB | – | – | 92,800円 | 78,800円 | 68,800円 | 49,800円 |
128GB | 172,800円 | 124,800円 | – | – | – | – |
256GB | 188,800円 | 140,800円 | 116,800円 | 102,800円 | 92,800円 | 71,800円 |
512GB | 220,800円 | 172,800円 | – | – | – | – |
1TB | 284,800円 | 236,800円 | – | – | – | – |
2TB | 348,800円 | 300,800円 | – | – | – | – |
単純な価格帯では、無印iPadが一番安いですね。
iPad miniが無印iPadよりも2万円プラスですが、それでもiPadの中ではリーズナブルな価格です。
意外にも、iPad Pro 11インチとiPad Airの価格が大きく変わりません。
同じストレージ容量では1.4万円ほどの差はありますが、Pro Motionテクノロジーに対応していてカメラ性能が高性能なことを考えれば、コスパがいいのではないでしょうか。



もし256GBの機種を買う予定なら、個人的にはiPad Pro 11インチがおすすめです。
逆にiPad Pro 12.9インチは性能の差が少ないiPad Pro 11インチと比べて、3.5万円プラスになっています。
使用感に違いこそありますが性能の違いはほぼないため、イラストや動画編集などクリエイティブ作業に力を入れたい人以外にはあまりおすすめはできません。



でも、ストレージ容量って用途によってどのぐらい必要なの?
ストレージ容量はどの用途でどのぐらい必要なのか、目安がなかなかないのでわからない人も多いでしょう。
そこで、筆者の経験をもとに下記の表にまとめてみました。
iPad選びのストレージ容量の目安 ※筆者による主観で判断しています | |
---|---|
用途 | 目安のストレージ容量 |
動画編集メインで使う | 512GB~ |
3Dゲームを5つ以上ほど遊ぶ、画像編集メインで使う、動画をたくさん保存する | 256GB~ |
2Dゲームを7つ以上または3Dゲーム3つほど遊ぶ、電子書籍をたくさん読む | 128GB~ |
2Dゲームを5つほど遊ぶ、画像をたくさん保存する | 64GB~ |
動画視聴やSNS用に使う | 32GB~ |
動画編集は、ストレージ容量を多く使うため512GB以上の容量が搭載されているiPad Proがおすすめです。
逆にゲームを軽く遊ぶぐらいなら、そこまでストレージ容量は必要ありません。
遊ぶゲームの数によりますが、ほとんどの人には128GB以上の容量があれば問題ないでしょう。
3Dゲームを遊びたいけど購入コストを抑えたいならiPad AirやiPad mini、2Dゲームぐらいしか遊ばないなら無印iPadでも十分楽しむことができます。



ストレージ容量は足りなすぎてもダメだし、多すぎても使い余すので用途によってしっかり選びましょう。
用途別おすすめのiPad
iPad Pro 12.9インチ:イラスト・動画編集などクリエイティブ作業をしたい人向け


iPad Pro 12.9インチの概要 | |
---|---|
世代 | 第5世代(2021年モデル) |
容量 | ・128GB ・256GB ・512GB ・1TB ・2TB |
サイズ | 280.6×214.9×6.4mm |
ディスプレイサイズ | 12.9インチ |
ディスプレイ | ・Liquid Retina XDRディスプレイ ・ProMotionテクノロジー |
重量 | 682g |
解像度 | 2,732×2,048px(264ppi) |
チップ | M1チップ(8コア) |
GeekbenchスコアVer5(マルチスコア) | 7430 |
メモリ | 8GB(1・2TBのみ16GB) |
Apple Pencil | 第2世代対応 |
キーボード | ・Magic Keyboard ・Smart Keyboard Folio |
カメラ | ・12MP広角 ・10MP超広角 ・2倍の光学 ・5倍のデジタルズーム ・LiDARスキャナ |
セキュア認証 | FACE ID |
充電コネクタ | Thunderbolt / USB 4ポート |
カラー | ・スペースグレイ ・シルバー |
販売価格(税込み)※2022年6月時点参考価格 | 129,800円~ |
- 迫力のある映像を楽しみたい人
- 120Hzでヌルヌルな映像を体験したい人
- イラストや動画編集を中心に作業をしたい人
- iPadの中ではかなり高額
- ディスプレイサイズが大きいので読書やゲーム用には使いづらい
- 持ち運びしづらい
iPadの中でも最大サイズのiPad Pro12.9インチは、迫力のある映像を見たい人におすすめです。
また、ディスプレイサイズの大きさを活かしてイラストや動画編集に使いやすいのがiPad Pro 12.9インチの魅力です。
イラスト用の液晶タブレットは最低でも12インチ以上のものが多く、iPad Pro 12.9インチはとくにイラスト用に使いやすい大きさでおすすめです。
また、M1チップを搭載していることでスマホ・タブレットの中ではトップの性能でほとんどのアプリは快適に使うことができます。
かなりのスペックを要求される動画編集にも、おすすめのiPadです。



動画編集やイラスト用には一番おすすめのiPadです。
デメリットとしてはiPadのなかではかなり高額なことです。
ほとんど同性能のiPad Pro11インチと比べても3.5万円ほど高く、一番安価な無印iPadと比べると同じストレージ容量でも8.4万円の差があります。
この3.5万円はかなりの差で、そのお金でApple PencilとSmart Keyboard Folioが買えたり、Magic Keyboardが買えてしまいます。
サイズも大きくゲームや持ち運びにも向かないので実用性を求めるというよりは、ロマンを追求するiPadなのかなと思います。


iPad Pro 11インチ:3Dゲームやクリエイティブ作業などなんでもこなせる万能機種


iPad Pro 11インチ | |
---|---|
世代 | 第3世代(2021年モデル) |
容量 | ・128GB ・256GB ・512GB ・1TB ・2TB |
サイズ | 247.6×178.5×5.9mm |
ディスプレイサイズ | 11インチ |
ディスプレイ | ・Liquid Retinaディスプレイ ・ProMotionテクノロジー |
重量 | 466g |
解像度 | 2,388×1,668px(264ppi) |
チップ | M1チップ(8コア) |
GeekbenchスコアVer5(マルチスコア) | 7430 |
メモリ | 8GB(1・2TBのみ16GB) |
Apple Pencil | 第2世代対応 |
キーボード | ・Magic Keyboard ・Smart Keyboard Folio |
カメラ | ・12MP広角 ・10MP超広角 ・2倍の光学 ・5倍のデジタルズーム ・LiDARスキャナ |
セキュア認証 | FACE ID |
充電コネクタ | Thunderbolt / USB 4ポート |
カラー | ・スペースグレイ ・シルバー |
販売価格(税込み)※2022年6月時点参考価格 | 94,800円~ |
- カメラ性能にこだわる人
- 120Hzでヌルヌルな映像を体験したい人
- 3Dゲームや動画編集を楽しみたい人
- iPadの中では高額
- 使用感はほぼiPad Airと変わらない
- 中古のiPad Proとの性能のはそこまで感じない
M1チップが搭載されていて、3Dゲームや動画編集などほとんどのアプリを快適に使うことができます。
また、Pro Motionテクノロジーが搭載されていてリフレッシュレートが120Hzまで対応しているのも魅力です。
Pro Motionテクノロジーは、とくにイラストや3Dゲームに大きく影響します。
ゲームが好きな人は買っておいて損のないiPadです。
また、カメラ性能はiPadの中では一番の性能なので写真撮影が多い人におすすめです。
超広角レンズが活きる景色や大きい建物を撮る人なら、iPad Pro 11インチをしっかり使いこなせるのではないでしょうか。



超高性能でディスプレイサイズのバランスもよく、万能感のあるiPadです。
個人的には一番おすすめのiPadとしたいぐらいには、いろんな用途に使える万能iPadですがどうしても気になる欠点もあります。
そのうちの1つとして、使用感はiPad Airとほとんど変わらないことです。
細かい違いこそありますが、搭載しているチップはどちらもM1チップでディスプレイサイズも0.1インチしか違いがないので、正直そこまで違いを感じません。
大きく違うのはカメラ性能とPro Motionテクノロジーですが、写真撮影をあまりする機会がなくゲームをそこまでガチに遊ぶ予定がなければそこまでiPad Proの恩恵を感じることはないでしょう。
そして、M1チップは過剰性能なぐらいには高性能で、1秒でも快適さを求めるという人でもなければ中古のiPad Proでも十分快適に使えます。
5~7万円ほどでiPad mini(第6世代)とほぼ変わらない値段で、高性能なiPad Pro 11インチ(第1世代)の中古を買うことができます。
動画編集があるていど快適にできるぐらいの性能が欲しいなら、iPad Pro 11インチ(第1世代)の中古のほうがおすすめです。


iPad Air:コストを抑えつつもiPad Proとほぼ変わらない使用感


iPad Air | |
---|---|
世代 | 第5世代(2021年モデル) |
容量 | ・64GB ・256GB |
サイズ | 247.6×178.5×6.1mm |
ディスプレイサイズ | 10.9インチ |
ディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ |
重量 | 461g |
解像度 | 2,388×1,668px(264ppi) |
チップ | M1チップ(8コア) |
GeekbenchスコアVer5(マルチスコア) | 7430 |
メモリ | 8GB |
Apple Pencil | 第2世代対応 |
キーボード | ・Magic Keyboard ・Smart Keyboard Folio |
カメラ | ・12MP広角 ・5倍のデジタルズーム |
セキュア認証 | Touch ID |
充電コネクタ | USB-C |
カラー | ・スペースグレイ ・スターライト ・ピンク ・パープル ・ブルー |
販売価格(税込み)※2022年6月時点参考価格 | 74,800円~ |
- コストを抑えつつ高性能なiPadが欲しい人
- カラーバリエーションを選びたい人
- 3Dゲームを楽しみたい人
- 動画編集メインで使うにはストレージ容量が物足りない
- ストレージ容量が2種類のみで用途が限られる
- 機能面とコスパ面を考えると割高感がちょっとある
iPad Airは使用感がiPad Proとほぼ変わらず、3Dゲームやクリエイティブ作業も快適にこなすことができます。
それでいて、同じストレージ容量の価格帯ではiPad Pro 11インチよりも1.4万円ほど安く購入することができます。
そして、iPad Airの一番の強みであるカラーバリエーションが豊富なのもいいですね。
おしゃれな色ばかりで、とくにiPadでは唯一iPad Airに採用されているブルーがおしゃれでかっこよく、デザイン面ではiPad Proよりも優れているでしょう。
性能面でiPad Proに大きく劣ることもなく3Dゲームも快適に遊べるので、ゲームをしっかり楽しみたいけどなるべくコストを抑えたいならiPad Airはおすすめです。



デザインと性能のバランスが取れているのが素晴らしい。
そんな高性能でデザイン面でも優秀なiPad Airですが、結構もったいない機種でもあります。
まず、ストレージ容量が64GB・256GBの2種類しかない。
動画編集を中心に行うなら、最低でも512GBはほしいところなので最大256GBだとちょっと物足りない感が出ます。
もちろん256GBでも十分動画編集をすることができますが、あとあと不便になりやすいと思うので個人的にはおすすめできません。
そして128GBの容量も選べないので、3Dゲームを何個か遊びたいレベルだったら逆に256GBはそこまで必要ありません。
かといって64GBだと少ないので微妙…
性能の割にストレージ容量の選択肢が少ないのがもったいないですね。
また、iPad Proと同じ使用感でコストを抑えることはできますが、それが1.4万円ぐらいなのは性能差を考えると割高感があります。
iPad Proには高性能のカメラ性能、Pro Motionテクノロジー、4スピーカーが搭載されているので、それならiPad Proのほうがコスパがよく感じます。


iPad mini:持ち運びやすくて高性能。読書・ゲーム用におすすめ


iPad mini | |
---|---|
世代 | 第6世代(2022年モデル) |
容量 | ・64GB ・256GB |
サイズ | 195.4×134.8×6.3mm |
ディスプレイサイズ | 8.3インチ |
ディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ |
重量 | 293g |
解像度 | 2,266×1,488px (326ppi) |
チップ | A15 Bionicチップ |
GeekbenchスコアVer5(マルチスコア) | 4800 |
メモリ | 4GB |
Apple Pencil | 第2世代対応 |
キーボード | Bluetooth Keyboard |
カメラ | ・12MP広角 ・5倍のデジタルズーム |
セキュア認証 | Touch ID |
充電コネクタ | USB-C |
カラー | ・スペースグレイ ・ピンク ・パープル ・スターライト |
販売価格(税込み)※2022年6月時点参考価格 | 59,800円~ |
- カラーバリエーションを選びたい人
- 外出時に使う機会が多い人
- 読書やSNSに使いたい人
- 画面が小さいのでFPSや3Dゲームには向かない
- ストレージ容量が2種類のみで用途が限られる
- Smart Keyboardが非対応でライティング作業には使えない
iPad miniの魅力は8.3インチのコンパクトなサイズで持ち運びがしやすく、SNSなどのブラウジングや読書が気軽にできる機種なことです。
スペックが要求されるゲームや画像編集も快適に使えるチップ性能なので、 いろんなことが器用にできるiPadなのもiPad miniの魅力です。
また、カラーバリエーションが豊富なので、デザイン面を重視する人ならiPad miniはおすすめです。
コンパクトなサイズでパステル系のカラーが多めなので、かわいいiPadがほしいならiPad miniをぜひ買いましょう。
持ち運びがしやすいので、外出時にiPadを使いたい人にもおすすめです。



意外と色んな場面でも使いやすい、リーズナブルなiPadです。
コンパクトで持ち運びやすいサイズは、裏返せばビデオ視聴や3Dゲームを楽しむには物足りなく感じます。
また、画面が大きい方が有利なFPSゲームではディスプレイサイズが小さいiPad miniは不向きとなるので、FPSゲームにも向かないでしょう。
Apple Pencil(第2世代)にも対応しているので、イラストもこなすことができますがこちらもディスプレイサイズが小さいのでおすすめするほどではありません。
Keyboardに関しては、Smart Keyboardに対応していないのでBluetooth Keyboardしか使うことができなく、作業効率は大分下がります。
他のiPadと比べると近いサイズがないので、唯一性はありますが使用用途を決めるのが難しい機種でもあります。


iPad(第9世代):とりあえず低コストでiPadを買いたいならおすすめ


iPad(第9世代)の概要 | |
---|---|
世代 | 第9世代(2021年モデル) |
容量 | 64・256GB |
サイズ | 250.6×174.1×7.5mm |
重量 | 487g |
ディスプレイサイズ | 10.2インチ |
ディスプレイ | Retinaディスプレイ |
解像度 | 2,160×1,620px(264ppi) |
チップ | A13 Bionicチップ |
GeekbenchスコアVer5(マルチスコア) | 3,310 |
メモリ | 3GB |
Apple Pencil | 第1世代対応 |
キーボード | Smart Keyboard |
カメラ | ・8MP広角 ・5倍のデジタルズーム |
オーディオ | 2スピーカー |
セキュア認証 | Touch ID |
充電コネクタ | Lightningケーブル |
カラー | ・スペースグレイ ・シルバー |
販売価格(税込)※2023年1月時点 | 49,800円~ |
- 安価で安定した性能のタブレットが欲しい人
- 動画視聴やSNSに使いたい人
- ゲームを気軽に楽しみたい人
- 動画編集やクリエイティブ作業には性能不足
- ストレージ容量が2種類のみで用途が限られる
- Apple Pencil(第2世代)非対応でイラストようには使えない
iPadの中で一番安価な無印iPadは、安価でそこそこの性能が欲しい人におすすめなiPadです。
そこそこの性能といっても、3Dゲームを快適とまではいきませんが十分楽しむことができるぐらいのチップ性能をしています。
ゲーム用として使うこともできて、それでいて4万円と他のiPadと比べてもリーズナブルな価格で買うことができます。
また、動画視聴やSNS用にも気軽に買いやすい価格なので、子供用やサブ機としてもおすすめのiPadです。



安価だからといって性能が低いことはなく、ゲーム用としてもおすすめのiPadです。
4万円にそこまでの性能を求めるのも間違っていますが、動画編集やクリエイティブな作業に使うには性能不足感が出てしまいます。
できないことはありませんが、快適と言えるほどではなくiPad Proと比べると作業効率は圧倒的に落ちます。
また、Apple Pencil(第2世代)に対応していません。
Apple Pencil(第1世代)には対応していますが、使い心地は圧倒的に第2世代のほうが使いやすいのでイラスト用としても不向きです。
逆に考えれば、性能不足とはいえ4万円ほどでここまで使うことができるiPadというふうに考えることもできますが…


筆者が特におすすめのiPad2選
ここまでiPadをしっかり比較したので、それぞれの特徴がわかったのではないでしょうか。



でも、結局どのiPadがおすすめなの?
用途が決まっていないと、どのiPadを選べばいいのか悩む人も多いですね。
そこで、筆者の独断で決めるとくにおすすめのiPad2選を紹介します。



用途が決まっていない人は、とりあえずこの2つのどれかを選べば後悔はしません。
- iPad Pro 11インチ:3Dゲームや動画編集などいろんなことが幅広く使える
- iPad mini:持ち運びやすく読書やSNSにおすすめだがゲームもしっかり楽しめる
どの機種も高性能で、ほとんどのアプリを快適に使うことができます。
超高性能でなんでもこなせるiPad Pro 11インチ、唯一性のあるコンパクトサイズで読書からゲームまでできるiPad miniとそれぞれに違いがあります。
どちらも高額なタブレットなので予算との相談になりますが、iPad Airや無印iPadでできることはiPad Pro 11インチでもできますがその逆はできません。
iPad miniも同じで、iPad miniでできることは他のiPadではできないことが多いです。
とくにiPad Pro 11インチは、動画編集やイラストなどのクリエイティブ作業にもおすすめの機種なので、とりあえずこれを買っておけばいいというぐらいには個人的におすすめです。
iPad miniも高性能でほとんどのことはできる上、持ち運びがしやすいという利点もありますのでよく外出をしてiPadを持ち運びをする人におすすめです。




まとめ:iPadはそれぞれ魅力があり用途によっておすすめが変わる
iPadを徹底比較して、それぞれの機種にそれぞれの良さがあるのがわかりましたね。
自分の用途によって、どの機種がおすすめかというのも変わるので、おすすめのiPadを探している人はこの記事を参考に自分にあったiPadを探しましょう。
また、下記の記事では筆者がおすすめする中古のiPadを紹介しています。
この記事を見て、「安価なiPadでも高いし、もう少しリーズナブルなのがほしい…」と思っている人には必見の記事です。