こんにちは、よた(@yotalog_ag)です。
この記事では、iPadでも使える原神モデルのコントローラーである8BitDo Ultimateをレビューしていきます。
使用感が気になっている人や、iPadで原神を遊べるコントローラーを探している人必見です。
下記の動画でも、8BitDo Ultimateについて解説しています。
スペック面から8BitDo Ultimate(原神モデル)を評価
以下の表に8BitDo Ultimateの主要スペックについてまとめました。
8BitDo Ultimateの概要 | |
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サイズ | 147.0×104.0×61.5mm |
重量 | 250g |
ボタン配置 | XboX型 |
対応デバイス | ・Windows10 ・Android ・iOS(iPadOS) ・SteamOS |
接続方式 | ・有線 ・Bluetooth ・2.4GHzワイヤレス |
充電コネクタ | USB-C |
背面ボタン | 2つ搭載 |
販売価格(税込) ※2024年10月時点 | 9,180円 |
サイズは幅147mmに縦104mm、重量は250gとほぼプロコンと変わらないサイズ感です。
ボタン配置はXboX型となっています。
プロコンやXboX純正の箱コンと一緒のボタン配置で、Switchでよくゲームをしている人なら違和感がなさそう。
逆にDualSenseやDUALSHOCKメインだと、最初は使いづらく感じると思います。
対応デバイスはWindows搭載のPC、そしてAndroidとiOSのそれぞれに対応していますが、Android版の原神は正式にコントローラーに対応していないため注意が必要です。
接続方式は有線とBluetooth、2.4Ghzワイヤレスに対応。
2.4Ghzワイヤレスは最初から専用のアダプタが付属されているので、PCがBluetooth対応していない場合も安心です。
その他の特徴としては背面ボタンと連射機能が搭載しています。
ちなみに、オリジナルデザインの8BitDo Ultimateではホールエフェクトセンサーが搭載されていますが、原神モデルだと公式サイトには記載がありませんでした。
調べても出てこないので実際はどうかわかりませんが、ホールエフェクトセンサー非搭載だとちょっと残念ですね。
外観
付属品について
8bitDo Ultimate原神モデルは重雲モチーフになっているようで、外箱も大きく重雲のビジュが載っています。
外箱を開けるとキーホルダー、マグネット、スティックのラバーキャップの3つの付属品が入っています。
それぞれ、重雲の天賦デザインになっているのがこだわりがあっていいですね。
さらに開けると、コントローラー用のケースと充電端子が入っています。
充電端子は一般的なCtoAタイプで、ライトブルーなのがオシャレでいい感じ。
ケースは裏面にケースから充電できるようの穴があります。
ケースを開けると専用の充電ドックとコントローラーが入っています、充電ドッグにワイヤレスアダプタが入っていて、これでPCと接続することができますね。
コントローラー本体について
コントローラー自体のデザインは全体的に、重雲モチーフの涼しい見た目。
グリップの部分は重雲の足の部分の装飾でしょうか。
ボタン配置は一般的なXboxコントローラーのデザインですが、十字キーが金色でメタリックで重厚感があります。
LRボタンは、DualSenseに近いデザインになっています。
背面には背面ボタンが2つ搭載されています。
また、背面は全体的にグリップが滑り止め加工されています。
プロコンとサイズ比較すると、ほぼ一緒ですね。
いつもプロコンでゲームをしている人だと、違和感なく操作できると思います。
8BitDo Ultimate(原神モデル)の使用感
ボタン操作はやや重くスティック操作は滑らか
サードパーティ製のコントローラーで一番の懸念点が遅延ですが、8BitDo Ultimateはとくに遅延が感じるようなシーンはありませんでした。
ボタンの押し心地は、DualSenseに近くわずかに重いように感じます。
プロコンや箱コンが軽すぎるというのもありますが、人によっては気にかもしれません。
LRの下ボタンはとくに重くて、沈むような感じでクリック感は感じません。
ただ、8BitDo Ultimateはスティックの滑りが良く、プロコンとほぼ同じぐらい滑らかに動きます。
エイムが必要なゲームだと活躍しそうです。
コンパクトで重量も軽く、滑り止めもついているので長時間持っていても手があまり疲れなかったのはいいところ。
ボタンの押し心地や配置で好みは分かれますが、全体的には使いやすいと思います。
連射機能はホールド非対応
連射モードは、任意のボタンを押しながらアスタリスクボタンを押すことで、設定したボタンは長押し時に連射モードになる仕様。
指を離しても連射モードが続くホールド機能は非搭載のようです。
正直、あまり使い勝手は良くはありません。
一見、連射モードでマイクラやテラリアなどのゲームで半自動系の作業が楽になるかと思いきや、結局ボタンは押していないといけないため手を開けることができません。
セロテープをボタンにつけて自動化する古の方法もありますが、いちいちボタンにセロテープをつけるのは流石に面倒です。
また、連射モードはLRの下ボタンと方向キーには非対応なので、使いこなすにはキーコンフィグを変えなければいけないのも難点。
連射モードはあくまでおまけ機能ぐらいに思った方がいいでしょう。
Androidはほとんどのゲームでコントローラー操作が厳しい
8bitDo UltimateはAndroid対応ということで、実際に使えるのか検証しました。
公式にはAndroid自体には対応していると記載があるので、当然Androidタブレットでも繋がります。
検証に使用しているのはGalaxy Tab A9+ですが、Androidベースであれば繋がりますね。
ただ、ゲームで使えるのか試したところ原神ではコントローラーの項目自体がありませんでした。
やはり、Android版原神でコントローラーを使うことはできないようです。
ほかにも、CoDモバイルなどのゲームでコントローラーを使えるのか試しましたが、結果は同じくコントローラー操作ができません。
なぜかAndroid版マイクラのみ操作できましたが、Androidのゲームをコントローラーで遊ぶのはあまり現実的ではないでしょう。
8BitDo Ultimate(原神モデル)の総評
- おしゃれな原神モデルでゲームへのモチベUP
- 背面ボタンでFPS用としても使いやすい
- 充電ドッグの充電が可能
- ボタンの押し心地は結構重めで好みが分かれる
- Switchには非対応
- ホールエフェクトセンサーには非対応
8BitDo Ultimate(原神モデル)の一番の魅力はやはりおしゃれな重雲デザイン。
1万円以内でキャラやゲームモチーフのコントローラーだと、ホリパッドぐらいしかないので、貴重なゲームモチーフかつ原神のコントローラーで遊ぶと、原神はもちろんほかのゲームへのモチベがあがりますね。
プロコンに近いサイズやデザインながらも、ビルドクオリティは非常に高くFPSやアクションゲームでもしっかり使えるのもおすすめポイントです。
押し心地は割と重く好みがわかれる感じですが、スティックに関しては感度がだいぶ高くてフリックエイムはしやすいように感じます。
残念だなと思う点は、オリジナルにあるホールエフェクトセンサーが非搭載だったり、Switchへの対応はしていないところ。
ホールエフェクトセンサー自体ドリフトが全く起きないということはないですが、欲しい機能ではありますね。
とはいえ、PCとiPadのどちら用として使っても純正コントローラーに引けを取らないぐらいのクオリティです。
原神が好きで、コントローラープレイをよくする人なら、コレクション兼実用として持っても損はないかと思います。
まとめ
結構気になる点もありますが、原神モデルで細部までこだわりがあるいいデザインなので、原神が好きな人にはぜひ買ってもらいたいコントローラーです。
8bitDo Ultimateはオリジナルデザインの販売もしているので、使用感が気になっていた人はぜひこの動画を参考にしてください。